2010

03

南の光を取り込む

住宅

東京都調布市入間町

data

  • 専用住宅
  • 調布の家
  • 構造設計 大賀建築構造設計事務所(大賀成典)
  • 施工 株式会社 幹建設
  • 木造軸組み工法 2階建 97.72㎡
  • 2010年3月 完成

調布の家南向きに大きな窓をとることができるなら、冬は暖かく、夏は涼しい家になるという好例がこの「調布の家」である。

夏と冬では日中の陽射しの角度が大きく異なる。東京でいえば夏至は78度、冬至は32度。その差なんと46度!

つまり、南向きの窓に庇があれば夏の陽射しはカットでき、冬は庇があろうとも部屋の奥まで陽射しが届く。

建築主の奥様いわく、「おてんとうさま、様様!」

さらにこの家では風通しをよくすることにもこだわった。

夏の風通しをよくする条件は以下の4つである。

1 南に大きな窓を設置すること。(東京の夏は南から風が吹いてくるから)

2 北に小さい窓を設置すること。(風が出ていく窓は小さいほうが吸引力が働く)

3 これらが一直線上に並ぶこと。(風が通るルートの確保)

4 南の窓は低い位置に、北の窓は高い位置に設置すること。(高低差があることで圧力差となり、流れを誘引する)

この「調布の家」では、南向きのバルコニーに大きなテラス窓を、対面にあるロフトに北向きの小窓を設けた。

ロフトを4人の子供たちの寝室としているのだが、この風通し効果のおかげで、夜は冷房を入れずにぐっすり眠れるとのこと。

 

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA夏至 風の流れ夏至調布の家 冬至冬至

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