2013

08

光がグラデーションを描く家

住宅

東京都渋谷区上原2丁目

data

  • 住宅、事務所
  • 代々木上原の家
  • 構造設計 内野設計事務所(内野政則)
  • 施工 株式会社三建工業 
  • 木造軸組み工法 地上2階建 延床面積143.79㎡
  • 2013年8月 完成

代々木上原の家中谷俊治の自邸である。「光と木の家」(自由が丘の家2005年)などで使った空間デザイン手法、「レピティション繰り返し」が生む光のグラデーションや、奥行き感、力強さといったものに、大きな魅力を感じている。住宅としてのホワっとした柔らかさとともに、どこかSF的なテイストを持ち込みたいという思いから、楕円形状のフィンが連続する空間とした。フィンにより生まれたちょっとしたアルコーブは、リビングルームのなかで個人のスペースとなっている。大きな空間のなかの小さな空間。どんな気分のときも家族が一緒にいることができる工夫をしている。

 

3代々木上原の家 階段中谷邸13代々木上原の家 リビング2代々木上原の家 リビング3代々木上原の家 リビング48

アクリル模型の写真 photos by Kenji Masunaga

その他すべて    photos by Shigeru Ohno/ MEDIA UNIT

 

 

 

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